「ジャパンレッド」発祥の地-弁柄と銅の町・備中吹屋-STORY #102
みどころspot
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吉岡銅山跡
吉岡銅山は、大同2年(807)の開坑とされ、江戸時代中期には泉屋吉左衛門(後の住友の祖)が経営を請け負い、西日本有数の銅山として繁栄しました。明治6年(1873)には岩崎弥太郎(三菱商会)が買収し、巨大な資本力と近代西洋技術の導入により、国内屈指の銅山となりました。吉岡銅山は、三菱が手掛けた最初の金属鉱山であり、後の全国各地の鉱山開発の規範になりました。昭和47年(1972)に閉山となりましたが、現在、その跡地には坑道、選鉱及び製錬所、沈殿槽、大煙突への半地下式煙道等の遺構がみられ、往時の景観の名残をとどめる貴重な産業遺跡です。
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笹畝坑道
吉岡銅山の旧坑道の一つ。坑道口から約250mを整備・公開しています。削岩機の跡やトロッコ軌道が残っており、冒険心をそそる神秘的な坑内は、年中15℃前後で外とは別世界となっています。
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