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#029 飛騨匠の技・こころ
祭神は大年御祖神で、清和天皇の貞観9年(867)従五位上を授けられ、延喜式や三代実録に記載された古い社である。昔から木曽垣内、半田、三日町の産土神として崇敬され、江戸時代には地方の総社として一般の崇敬を集めた。本殿は三間社流見世棚造で屋根は杮板葺。比較的簡素なつくりではあるが、斗栱、手挟、太瓶束などが雄健で、技法や手法に優れ、優雅な雰囲気のある国指定重要文化財となっている。 昭和41年10月より解体修理が施され、昭和42年6月に完成。その結果旧規の構造形式に復元し、文化財としての価値が高まった。 本殿の建立については資料が少ないが、様式や技法などから見て、室町初期に建立されたものと推定されている。建立後の修理年代についても明確ではないが、江戸末期と昭和初年に修理が加えられた。
古代寺院が多数見つかり、古代における飛騨匠の活動の一大拠点でもあった。国府地域では室町時代の社寺建築が今も多数残り、当時の匠達の技術を伝える。
【文責】 高山市教育委員会事務局文化財課
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