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#029 飛騨匠の技・こころ
御蔵は、高山城三ノ丸に米蔵として建てられていたものを、元禄8年(1695)に現在地へ移築したものである。軸部は慶長年間(1596年から1615年)のもので、良質のヒノキが使われ、仕上げも蛤刃手斧であり、年代、規模共に全国有数の穀物土蔵である。四方転びと呼ばれる壁面の傾斜や通風の隙間など、飛騨匠の手法が見られる。
飛騨匠達が16年の年月をかけて建てた高山城は、寒冷地で瓦が割れるため屋根は板葺きにするなど、飛騨の特性に合わせて作られていた。元禄8年(1695)に取り壊される以前に移築された建物が現存している。高山陣屋の御蔵も高山城取り壊しの際に三ノ丸の米蔵を移築したものである。
【文責】 高山市教育委員会事務局文化財課
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