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概要
鋳物づくりの行程の中で、地金を溶解する際の新式溶解炉で、大正13年(1924)に建てられたもの。風を人力から風車で送る、その送る風は地金を溶解した煙で熱する等、近代化が図られた。
ストーリーの位置づけ
高岡の鋳物技術は、木製のふいご「たたら」を踏んで溶鉄や溶銅を得ていた手法から、新式溶鉱炉で鋳造する手法へ変遷していった。この建造物は、金屋町の近代化の歴史を示す遺構として貴重である。
【文責】 高岡市教育委員会文化財保護活用課