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#080 知ってる!?悠久の時が流れる石の島

きたぎいしのちょうば北木石の丁場 

  • 文化的景観
  • 明治時代
  • 大正時代
  • 昭和時代以降
  • 岡山県笠岡市
  • 北木石
  • 丁場
  • 渓谷

北木石の丁場  北木石の丁場 

文化財体系 文化的景観
年代 明治時代
大正時代
昭和時代以降
所在地 岡山県笠岡市

概要

北木島の花崗岩は「北木石(きたぎいし)」の名で知られ、輝くような白さを身上としている。古くは大坂城の石垣にも使用され、日本銀行本店、靖国神社の大鳥居、東京日本橋、三越本店、明治生命館など、わが国の有名建築物の多くに使われている。
品質の良さが全国に知られるようになった明治中期から昭和にかけて丁場(ちょうば)(石を切り出す採石場)の数が増加した。最も盛んだった昭和32年には、127カ所の丁場が稼働していた。しかしその後は、世界各国から輸入した安価な石材を加工し出荷するスタイルへと変化したため、丁場数は減っていった。現在では、北木島の金風呂地区で、2社の丁場が現役として操業している。

ストーリーの位置づけ

《石切りの歴史》
北木島の小金風呂(こかなぶろ)にある花崗岩「北木石」の採石場は,明治25年(1892)に開かれ,現在も採石が続いている。
ここから切り出された石は,明治生命館,東京駅丸ノ内本屋などの重要文化財に使われている。良質の石を求めて地下深くへと掘り進んだ結果,天に向かってそそり立つ岩壁が誕生した。展望台から,その壮大な景色を堪能できる。

【文責】 笠岡市商工観光課

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