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概要
岡部宿を代表する旅籠(=宿)で、2度の焼失を経て江戸時代後期(1836年)に再建された主屋は、当時の旅籠の様子を見ることができる貴重な歴史資料館となっている。地場産品や工芸品のほか、地元の酒蔵の酒粕を使った甘酒や柏餅などの軽食が楽しめる「物産館かしばや」や、蔵を改装したカフェも併設されている。
ストーリーの位置づけ
21番目の宿、岡部宿の旅籠で、宿場の中でも大規模な旅籠。天保7年(1836)の建物で、旅人が宿泊する様子を体感できるほか資料館として江戸時代の旅にかかわる資料を見ることができる。東海道中膝栗毛の弥次喜多は、宿屋の客引きから、大井川が増水で渡れない「川留め」により、先々の宿場が混雑していると聞かされ、岡部宿に宿泊する。
【文責】 藤枝市街道・文化課