津和野今昔〜百景図を歩く〜SPECIAL CONTENTS

津和野今昔 〜百景図を歩く〜

  • テーマで巡る!モデルコース
  • オススメのみどころ紹介
  • グルメ・お土産・宿泊 お役立ち情報
  • お問い合わせとアクセス

津和野今昔 〜百景図を歩く〜

津和野今昔 〜百景図を歩く〜

津和野今昔 〜百景図を歩く〜

津和野今昔 〜百景図を歩く〜

津和野町は島根県の最西端、山口県との県境に位置し、日本五大稲荷の太鼓谷稲成神社や鯉が泳ぎ花菖蒲が咲く殿町通り、自然豊かな高津川の恵みなどを求めて年間およそ100万人の観光客が国内外から訪れています。3月~12月にかけて毎週末に新山口駅と津和野間でSLが運行され、子供連れの観光客が多いのも津和野の特徴です。

津和野今昔 〜百景図を歩く〜

津和野百景図には江戸時代の終わり、津和野が経済的にも安定し、文化が花開いたころの藩内の様子が描かれています。津和野藩はわずか4万3千石の小藩で、城下は日本海からおよそ30kmも山間に入った小さな盆地に整備されました。決して人々の交流や物流に適した地域ではありませんでしたが、当時およそ7万の民を養うため、藩は斜面地を利用して田をつくり、自然地形を生かしてたたらの生産に取り組みました。また、農民には和紙づくりを奨励し、年貢米のかわりに和紙で年貢を納めることを認めました。教育にも力を入れ、藩校養老館の先進的な教育方針は、啓蒙思想家の西周や明治の文豪森鷗外らをはじめ近代国家形成に寄与した人材を多く輩出しています。

津和野百景図に描かれている美しい自然や風景、年中行や食材などを見ると、地理的な逆境をもろともせず、たくましくかつ豊かで文化的な生活を営む人々の暮らしぶりがわかります。津和野は貴重な文化遺産はもちろん、日本の伝統を大切に守り、未来に引き継ごうとする人たちに出会える町です。

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テーマで巡る!モデルコース

  • course1 青野の景を楽しむ 商人の本町と武家の殿町コース
  • 10:00津和野町日本遺産センター

    1津和野町日本遺産センター

    日本遺産のストーリーを通じてコンシェルジュがまちの歴史文化・見どころを解説する無料施設。ストーリーコースMAP、まち歩きアプリも紹介していますので旅の始めに立ち寄ると良いです。

  • 10:30本町通り

    2本町通り

    江戸時代町人や商人の住んでいた本町通りは現在も商売屋が集まる通りです。江戸の長屋の地割りを活かし間口が狭く奥に長い家が並びます。平成25年殿町と合わせて、重要伝統建造物保存地区に認定されました。

  • 10:35青野山の景(新丁通り)

    3青野山の景(新丁通り)

    新丁通り・魚町通りなど城下町のあらゆる場所から津和野百景図第82図「青野の虹」にも描かれた青野山が望めます。昔も今も青野山は津和野の人々の心の支えでした。町屋の庭からは借景として楽しむことができます。

  • 10:40殿町総門(永明寺山門)

    4殿町総門(永明寺山門)

    かつては本町と殿町の堺に立ち、武家と商人の住む町を分けていた総門。現在は永明寺に移設され、当時の面影に触れることができます。

  • 10:45永明寺(ようめいじ)

    5永明寺(ようめいじ)

    第28図「覚王山永明寺」 県指定有形文化財
    かつて藩主亀井家の菩提寺で、絵図の中でも藩主が参拝している様子が描かれている。現在も本堂の立派な茅葺が残り、境内に文豪森鷗外の墓がある。

  • 11:20殿町通り

    6殿町通り

    第23図「殿町」
    上級武士が住んでいた殿町には左手に三家老の屋敷、右手に藩校養老館があった。現在も家老門が残り、明治期にできた掘割には鯉が泳いでいる。重要伝統建造物保存地区。

  • 11:25藩校養老館

    7藩校養老館

    第24図「養老館内馬術練習」
    森鷗外・西周など偉人を輩出した藩校養老館。現在もその一部が現存している。※補修作業中(平成30年6月まで)教育に力を入れる気風は生き続け、高校に無料町塾「HAN-KOH」が開塾した。

  • 11:30大橋

    8大橋

    津和野川にかかる町の中心にある橋。渡ると傾きながらも立派に根を張った松がある。第22図「大橋」に描かれた松の2代目が今も元気に育っている。

  • course2 お殿様が歩いた三本松城への道 城山探検コース 「青野の景を楽しむ」コースの続きとしても歩けます。
  • 13:00弥栄神社

    1弥栄神社

    第16図「弥栄神社」
    享禄元年(1528年)に時の津和野城主・吉見正頼が京都の八坂神社から歓請した。現在の社殿は嘉永6年(1853)の大火後に亀井家によって再建されたもの。鷺舞神事の出発点となる神社。

  • 13:00鷺舞神事

    2鷺舞神事

    第17図「祇園会鷺舞ひ」
    470年ほど前に京都祇園から山口を経由で伝わった無病息災を願う神事。国指定重要無形文化財。毎年7月20日と27日に披露される。日本遺産センターにて映像を観覧できます。

  • 13:30太鼓谷稲成神社

    3太鼓谷稲成神社

    第21図「太鼓谷稲荷社」
    日本五大稲荷のひとつ。江戸時代は藩主の祈願所のため庶民は入れない場所だったが、明治に入り参拝客が増えた為、境内も拡大され、麓から千本鳥居をくぐって誰もが参拝できるようになった。

  • 14:10津和野城跡(三本松城)

    4津和野城跡(三本松城)

    第1図「三本松城」
    国指定史跡。戦国時代に104日間もの籠城に耐えた難攻不落の山城。櫓は廃藩置県の折に解体されたものの、石垣は立派に残り、その上からは城下町と山々を望む絶景が見られる。

  • 14:40城山大手登山道

    5城山大手登山道

    第3図「御城坂吉野杉」
    山の上の津和野城跡から麓へ続く登山道。城跡へはリフトで行き来できるが、かつての武士たちが通っていた登山道を歩くこともできる。登り約40分・下り約30分

  • 15:15物見櫓(ものみやぐら)

    6物見櫓(ものみやぐら)

    概要 第12図「藩侯館前」
    現在の津和野高校があるあたりに藩主の御殿があった。その門構えの一部、物見櫓が高校前に残る。

  • 11:25馬場先櫓(ばばさきやぐら)

    7馬場先櫓(ばばさきやぐら)

    第14図「侯館前錦川のいだ」
    たくさんのいだ(ウグイ)が泳ぐ川の向こう岸に見えるのが侯館。馬場先櫓は物見櫓同様、侯館の門構えの一部で、絵の中では橋のたもとに描かれている櫓。現在も同じ位置にある。

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  • 菊池川流域日本遺産をめぐる ~二千年にわたる米づくりの歴史をつづる場所をたずねて~
  • 日本国創成のとき―飛鳥を翔(かけ)た女性たち―
  • やばけい遊覧~大地に描いた山水絵巻の道をゆく
  • 日本茶800年の歴史散歩
  • 和装文化の足元を支え続ける足袋蔵のまち行田
  • 国境の島 壱岐・対馬・五島 ~古代からの架け橋~

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