やばけい遊覧~大地に描いた山水絵巻の道をゆく~STORY #054
みどころspot
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一目八景(ひとめはっけい)
深耶馬渓観光の中心部。明治時代、村上田長によってつくられた道が絶景の地を貫いたことことから、観光名所となった。展望台にのぼりぐるりとまわりを見渡せば、八方奇岩に囲まれることから一目八景と呼ばれる。新緑と紅葉の時期が特に美しい。大きな駐車場が整備されており、名物のソバを中心としたお食事処、お土産処が軒を連ねる。遊歩道を歩く森林浴もおすすめ。ここから玖珠まで、渓流沿いのドライブが楽しめる。
中津市耶馬溪町大字深耶馬 続きを読む
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大谷渓谷(おおたにけいこく)
中津市と玖珠町の間にまたがる一枚岩の渓谷。浅瀬が10kmも続くという。暑い夏には裸足で水遊びをしてほしい。紅葉シーズンには渓流が赤く染まる。中津側、玖珠側ともキャンプ場、コテージ、温泉などの施設があり、家族づれで楽しめる。
中津市耶馬溪町大字深耶馬、玖珠町日出生 続きを読む
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旧久留島氏庭園(きゅうくるしましていえん)
江戸時代、森藩の藩主久留島氏の庭園。藩邸は明治時代に焼失したが、巨石を大胆に配した見事な庭園が残っている。旧久留島氏庭園は、「藩主御殿庭園」「栖鳳楼(せいほうろう)庭園」「清水御門御茶屋庭園」という三つの国史跡名勝庭園の総称。庭園を配した山には末廣神社が建立されているが、小藩ゆえに城を持つことを許されなかった藩主が城郭化した造りとなっている。訪れた際には、藩主の「城を持つ夢」にも想いをはせてほしい。
玖珠町大字森 続きを読む
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森町の町なみ
森藩の城下町。明治末、中津と玖珠をつなぐ道路が開通すると、中津から深耶馬渓を抜け玖珠の森町へ行く道が観光ルートとなり、森町は耶馬渓観光の玖珠町側の入口となった。森町には明治末~大正~昭和初期の歴史的建造物が残っており、懐かしい商店や、可愛らしい食事処など、レトロな町なみの散策が楽しめる。日本遺産の構成文化財である玖珠独特の栗饅頭や、丸い形のきんつばなど、和菓子やさんめぐりも楽しんでほしい。
玖珠町大字森 続きを読む
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谷河内の景(たにごうちのけい)
玖珠町側の深耶馬渓の景観。石柱群がのびる雄大な景色は日本とは思えない。紅葉の季節が特に美しい。道路沿いから眺めるだけで、空撮したかのような景観を楽しめる。
玖珠町日出生 続きを読む