江戸時代の情緒に触れる絞りの産地~藍染が風にゆれる町 有松~STORY #072
みどころspot
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岡家住宅(市指定有形文化財)
主屋は、平入、桟瓦葺、1階には格子をはめ、2階は重厚な塗籠造で、虫籠窓となっており、江戸末期の絞商の主屋の特徴を残しています。主屋の間口は、有松の伝統的建造物の中で最大です。
【公開時間】午前10時30分~午後3時30分
【公開日】土曜日、日曜日、年末年始を除く
【入館料】無料名古屋市緑区有松809番地 https://www.city.nagoya.jp/kankobunkakoryu/page/0000117619.html 続きを読む
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竹田家住宅(竹田嘉兵衛商店)(市指定有形文化財)
竹田家は、寛保年間(1741~1744)に絞業を営んでいた竹田嘉七郎に始まると伝えられています。時代とともに改造されながらも、江戸末期の様式を継承した主屋、14代将軍徳川家茂が訪れたとされる茶室「栽松庵」、明治から大正にかけて整備された土蔵群や洋間、書院座敷、門、塀等が現存し、有力な絞商の屋敷構えの典型例をみることができます。
名古屋市緑区有松1802番地 https://www.takeda-kahei.co.jp/ 続きを読む
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服部家住宅(井桁屋)(県指定有形文化財)
服部家(井桁屋)は、寛政2年(1790)に創業した絞商です。敷地の間口は、有松の中で最大であり、江戸末期から明治30年代にかけて整備された建物が多く残っています。主屋、絞りの原材料や米を貯蔵するための蔵、接客用の書院座敷などが建ち並び、有力な絞商の屋敷構えを今なおよく残しています。
名古屋市緑区有松2313番地 http://www.igetaya.nagoya/ 続きを読む
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服部良也家住宅(県指定有形文化財)
明治期に創業した絞商(井桁屋)の屋敷の大部分が当時のまま残っています。虫籠窓の格子に金属製の丸棒を使用することは、明治期以降にみられる主屋の特徴の一つです。塗籠造、なまこ壁をもつ主屋西隣の土蔵の重厚な外観は行き交う人々の目を引きます。
名古屋市緑区有松2345番地 続きを読む
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小塚家住宅(市指定有形文化財)
小塚家が有松に居を構えたのは、寛文年間(1661~1673)と言われています。卯建をあげる主屋が特徴的で、主屋、水屋、表蔵、南蔵、茶室等の絞商の屋敷構えが一式で残っています。明治期まで絞商を営んでいました。
名古屋市緑区806番地 続きを読む