海女(Ama)に出逢えるまち 鳥羽・志摩~素潜り漁に生きる女性たち~STORY #073
みどころspot
-
海女を間近でみることのできる「しろんご祭り」
各地で受け継がれる信仰と多様なまつりの一つ。菅島で例年7月11日の直近の土曜日に行われる。しろんご浜に磯着姿の海女が集まり、普段は禁漁区の浜に一斉に潜り、雌雄一対のアワビをとります。最初にとれた雌雄のアワビは「まねきアワビ」と言われ、白(しら)髭(ひげ)神社に奉納され、海上安全・豊漁を願い、祈りを捧げます。間近で海女漁を観ることのできる貴重な祭りです。
三重県鳥羽市菅島町 0599-34-2231 https://www.tobakanko.jp/ 続きを読む
-
女性たちだけで藁船を流す 国崎のノット正月
各地で受け継がれる信仰と多様なまつり。1月17日に行われる正月神を藁(わら)船に乗せて送る行事。海女を含めた女性が中心となって行われる点でも珍しい行事です。
鳥羽市国崎町 0599-25-1157 http://www.kuzaki.net/festival/notsyogatsu.html 続きを読む
-
神宮へ奉納されるアワビ~国崎の熨斗鰒づくり
神饌に関する文化財です。志摩国は「御食国」として古くから、朝廷から重要視されてきた地域であり、倭姫命が国崎の潜女が奉納したアワビが美味であったため、国崎を御贄所にしたという伝承をもちます。現在でも鳥羽市国崎では、伝統的技法で調製された鰒(アワビ)、身取鰒(みとりあわび)、玉貫鰒(たまぬきあわび))を伊勢神宮に調進しています。国崎には熨斗鰒を製作する調製所があります。
製作風景は公開していませんが、製作される熨斗鰒の見本は鳥羽市立海の博物館でみることができます。
鳥羽市国崎町 https://www.iseshima-kanko.jp/spot/1576/ 続きを読む
-
ニワの浜
海女は文芸の世界でも描かれている。三島由紀夫の代表作である小説「潮騒」の登場人物「初江」は海女として描かれており、作品にでてくるアワビ獲り競争はこの場所で描かれている。海女たちが漁を行うスポットであるほか、浜を見下ろすように石灰岩でできたカルスト地形が露出している。
0599-25-1157 http://tobakanko.jp/modules/enjoy/index.php?p=42 続きを読む
-
答志島の路地裏
海女の住む離島の漁村風景。
迷路のように入り組む路地で、じんじろ車と呼ばれる手押し車が大活躍している。
各家には、家内安全と大漁を祈願するため、八幡祭で持ち帰った炭で「まるはち」が書かれた戸板を見ることができる。0599-25-1157 http://tobakanko.jp/modules/know/index.php?p=478 続きを読む