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#016 古代日本の「西の都」
宝満山
大宰府の北東にある標高829mの急峻な山で、古くは御笠山、竈門山ともよばれ、とくに南からの山容は御笠の名に相応しい。岩塊がならぶ山頂からは博多湾がのぞめ、奈良・平安時代の祭祀遺跡が見つかっている。
外国との交流の窓口であった「西の都」に所在する宝満山は、奈良時代より、山中で国家的な国境祭祀が行われた。最澄が入唐する際に、薬師仏を彫り、航海安全を祈願したと記録され、帰朝後は六所宝塔の1つ、安西塔を建立した。鎌倉時代以降、寺院や大宰府守護の館が置かれ、海外交易の拠点にもなっていった。現在は竈門神社の社地となり、美しい山容は古代祭祀の山の風情を今に伝えている。
【文責】 福岡県文化財保護課
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