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#025 「いざ、鎌倉」
鎌倉大仏(銅造阿弥陀如来坐像)
つくられた当時の姿をほぼ保っているものの、1252(建長4)年に鋳造が開始されたこと以外は謎につつまれています。初めは木造だった大仏を青銅仏にしたといい、胎内に入ると高度な鋳造技術がうかがえます。
武家政権と民衆の安寧を願って造立された鋳造仏。中世に鋳造されたときのまま露座に佇むその姿は、多くの作品の題材となった。長谷の大仏裏に住んでいた大佛次郎は筆名を、大仏を太郎とし、自らは次郎と謙遜し名付けたとのエピソードがある。歌人与謝野晶子が「美男におはす」と詠んだことでも知られる。
【文責】 鎌倉市観光課
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