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#029 飛騨匠の技・こころ
飛騨国分寺の大イチョウ
飛騨国分寺の本堂と鐘楼門との間に位置し、樹齢およそ1200年の雄株で、枝葉密生し、樹幹の処々に乳を垂れ、樹勢は盛んである。目通り約10メートル、高さ約27メートル。 由来については往昔行基菩薩の手植えと伝えられる。俗に乳イチョウの名がある。乳の出ない母親にこの樹膚を削り与える時は乳がよく出る、といわれている。根元に石像が祀ってある。 昔から、国分寺のイチョウの葉が落ちれば雪が降る、とも言い慣らされている。
七重塔建設の際、柱の寸法を間違った棟梁に、娘が柱の上に桝組を置くアイディアを教えたが、その秘密を守るために娘は自ら命を絶ち、そこに墓標として植えられたのが国分寺の大イチョウだという伝説が残されている。
【文責】 高山市教育委員会事務局文化財課
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