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概要
絵所長者という役所で最も重きをなした平安前期の宮廷画家巨勢金岡を祀る神社である。
御所や貴族の家、有名なお寺に絵を描いたことは分かっているが、金岡の描いた絵は一つも残っていない。境内の樹齢900年と推定される御神木の楠は、堺市指定保存樹木に指定されている。
ストーリーの位置づけ
難波大道と竹内街道の交差点にあり、古くは住吉大神を祀っていたが、この後平安時代の宮廷画家でやまと絵の祖といわれる巨勢(こせ)金岡を合祀してから現在の名称に変わっている。神社の南を進むと道幅3.5mの沿道に白壁の蔵や古い町家が並ぶ一画に出るが、この付近は「大道町」の地名を残している。
【文責】 堺市観光部観光推進課