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概要
「さまのこ」や2階壁面に窓がない吉久特有の表構えを残す能松家住宅は、明治末期から大正初期に建築されたと推測される。増改築がほとんど見られないことから、建設当時の外観をよく残す貴重な建造物。
ストーリーの位置づけ
吉久は、承応4年(1655)に「吉久御収納蔵」と呼ばれる米蔵が建てられ発展を遂げた村であり、能松家住宅はその吉久地区のほぼ中央にある旧家である。江戸時代以来、米商を営み、財を成した。
【文責】 高岡市教育委員会文化財保護活用課