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概要
鳥羽市国崎町で、毎年1月17日に行われる正月神を藁船に乗せて送る行事。
国崎町の各家から一人ずつの女性が、「ツメの札」と呼ばれる木札・神酒・赤飯・ナマス・神酒を持って前の沢に集まります。海に向かってお供えと祈りを捧げた後、持ち寄った藁で長さ180㎝ほどの「歳徳丸」という舟を作り、火を付けて沖に流す。
正月神を藁で造った舟に乗せて送り出す点、各家から一人ずつ出る女性が中心となって行われる点で全国的にも類例の少ない正月行事である。
ストーリーの位置づけ
各地で受け継がれる信仰と多様なまつり。1月17日に行われる正月神を藁船(わらぶね)に乗せて送る行事。海女を含めた女性が中心となって行われる点でも珍しい。
【文責】 鳥羽市教育委員会