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概要
毎年、旧暦の6月1日に行われ、鎌倉時代初期から続くとの伝承がある。祭りは、まず万度船が伊勢神宮から授かった「万度札」を大島にある大島神社に還し、海女や漁師たちが、当日の朝に獲ったアワビやサザエ、カツオなどを供え、海の安全と大漁を祈願する。参拝が終わると、神主や祭主は万度船に乗船し、陸に向かって出発する。その後、バケツやひしゃく、現在ではホースなども使って、船同士が海水をかけあうため「潮かけ祭り」と呼ばれるようになった。
ストーリーの位置づけ
各地で受け継がれる信仰と多様なまつり。鎌倉時代から続くといわれている祭りで、海女や漁師が海の安全と大漁を祈願した後、船同士が海水をかけあうことから「潮かけ祭り」と呼ばれる。
【文責】 志摩市生涯学習スポーツ課