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#074 1300年つづく日本の終活の旅
中山寺 木造十一面観世音菩薩
本堂に祀られ、重要文化財に指定されている秘仏。毎月18日の御縁日に開帳される。多数の由来があるが、女人救済を願った古代インドのアユジャ国王妃勝鬢夫人(シュリマーラー)が、自身を模して刻まれた三国(インド・中国・日本)伝来の尊像であるとの寺伝がよく知られている。1メートル51センチ、等身大のカヤの一木造り。左手に施無畏印、右手に与願印を表わし、手足がひときわ長く、三国伝来の寺伝にふさわしい異国的な雰囲を醸し出している。
西国第24番札所。
【文責】 大津市観光振興課
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