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#087 かさましこ

りょうごんじ(さんもんもくぞうせんじゅかんのんりゅうぞう)楞厳寺(山門、木造千手観音立像)

  • 有形文化財
  • 重要文化財
  • 鎌倉時代
  • 室町時代
  • 茨城県笠間市
  • 建造物
  • 彫刻

楞厳寺(山門、木造千手観音立像) 楞厳寺(山門、木造千手観音立像)

文化財体系 有形文化財/重要文化財
年代 鎌倉時代
室町時代
所在地 茨城県笠間市
分野 建造物
彫刻

概要

(山門)
屋根が禅宗様式の四脚門である。切妻造の茅葺屋根で、妻部分の刈り込みが鋭く、急勾配で厚みがある。柱間に扉や壁はなく吹き抜けである。簡素で素朴な造りながら、安定感を感じさせる門である。
(木造千手観音立像)
ヒノキ材の寄木造で、玉眼嵌入である。頭上に十一面を戴き、高髻、毛筋彫、天冠台を刻む。左肩から右腹にかけて条帛をまとい、両肩から天衣を垂らす。胸前で合掌する合掌手のほか40手で、中央の宝鉢手は宝鉢を持たずに定印を結ぶ。光背は失われている。

ストーリーの位置づけ

楞厳寺は臨済宗妙心寺派の寺院で、宇都宮氏一族である笠間氏の菩提寺である。木造千手観音立像は、建長4年(1252)制作。その背面には、笠間氏初代の時朝の刻銘が残る。山門は、応安7年(1374)に大拙祖能の代に建立されたとされる。

【文責】 笠間市生涯学習課

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