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#096 女性とともに今に息づく女人高野
金剛寺の建造物群
金剛寺境内は高野街道に近く、隆盛期には天野谷に100程度の子院から構成されていた。南北朝時代には子院の半数が焼かれた戦乱の中でも、築垣(ついがき)に囲まれた金堂、多宝塔などの主要伽藍と鎮守社は護られた。主要伽藍を形成する金堂、御影堂、多宝塔、五仏堂、薬師堂と鎮守社は平安時代末期の12世紀に建立されたものが多く、築地塀(ついじべい)も含め歴史的建造物全てが重要文化財であり、景観の主要な構成要素となっている。
檜、杉の寺叢林に囲まれ、中世から近世前半に建築されたものが多く、築地塀内の塀も含め歴史的建造物全てが重要文化財であり、景観の主要な構成要素となっている。 南北朝時代、後村上天皇が政庁とした建物そのものが残っている。
【文責】 河内長野市教育委員会 文化財保護課
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