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修正鬼会のお知らせ(成仏寺:1月25日/天念寺:1月31日)

  • 大分県
日本遺産『鬼が仏になった里「くにさき」』の中核でもある国指定重要無形民俗文化財「修正鬼会」は、五穀豊穣や無病息災などを祈願する伝統行事であり、かつては旧正月に六郷満山の多くの寺院で行われていました。現在行われているのは豊後高田市の天念寺、国東市の岩戸寺・成仏寺の3寺院のみですが、寺院や地域の住民によって、長く引き継がれています。
 「くにさき」では「仏の化身」とされており、年に一度の法会「修正鬼会」で里人に幸せをもたらす存在です。
 修正鬼会で登場する鬼は一般的に、災払鬼は愛染明王、荒鬼は不動明王、鎮鬼は千手観音の化身とされています。この鬼は「災いを払う」とされており、鬼会では法力を込めた炎で燃え上がる松明を手にしています。その松明で参拝者の肩や背中を叩いて回る「御加持」は一年中の無病息災が約束されると言われています。他にも、鬼たちが舞い踊る「鬼走り」も修正鬼会の見どころの一つであり、寒い時期での開催でありながらも会場は熱気で満たされていきます。


☆成仏寺修正鬼会 開催情報
 ◆日時 : 2020年1月25日(土)
 ◆場所 : 成仏寺(国東市国東町成仏1140-4)
 ◆問い合わせ先 : 国東市教育委員会文化財課(0978-72-2677)

☆天念寺修正鬼会 開催情報
 ◆日時 : 2020年1月31日(金)
 ◆場所 : 天念寺(豊後高田市長岩屋)
 ◆問い合わせ先 : 豊後高田市商工観光課(0978-25-6219)


※見学の際には以下の点にご注意ください!
◆行事中は火の粉が激しく飛びます。燃えやすい素材の衣類は穴が開く恐れがあるため、
 服装には十分ご注意ください。
◆行事の進行上、鬼が講堂内を激しく動き回り、観客の皆様も含めて押し合い圧し合いの状態になります。
 カメラ等の携行品が破損する危険もあるので、十分ご注意ください。

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