鬼が仏になった里「くにさき」STORY #066
みどころspot
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天念寺 修正鬼会(てんねんじ しゅじょうおにえ)
旧暦1月7日は鬼に出会える夜である。松明を持って暴れる鬼は、仏(不動明王)の化身とされ、人々に福をとどける頼もしい存在。松明で尻を打たれる「御加持」はかなり手荒だが、無病息災・五穀豊穣などの幸福が約束される。縁起物の餅「鬼の目」や、辛味噌を塗った「鬼の目覚まし餅」もあわせて楽しみたい。
豊後高田市長岩屋 https://www.onie.jp/cultura/detail/0a7a57c8-54c6-43ce-8338-6440e1d6a12f 続きを読む
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鬼城(きしろ)
岩峰にあいた大穴には鬼が棲んでいるという伝説があり、「鬼城(きしろ)」と呼ばれるようになった。並石ダムの展望所には「里の駅 こっとん村」があり、豊後高田そば や こっとん饅頭などが楽しめる。春は桜、秋は紅葉の名所でも知られる。
豊後高田市一畑1587 https://www.onie.jp/cultura/detail/6d206d71-1234-42e1-ad41-2e0c2ba2c254 続きを読む
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熊野磨崖仏(くまのまがいぶつ)
鬼が一夜で積み上げたという自然石の石段を上った先で2体の磨崖仏が迎える。向かって右の大日如来像は約7m、左の不動明王像は約8m。どちらも雄大だが見る者を穏やかな気持ちにしてくれる。特に不動明王像は丸顔でユーモラスな表情をしている。九十九段の石段を上り、森の中で佇む巨大な仏像を前に、祈りの歴史を体感してみてはどうだろうか。
大分県豊後高田市田染平野2546-3 0978-26-2070 https://www.onie.jp/cultura/detail/bdd68262-90d3-4f64-b60a-694b3d152670 続きを読む
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富貴寺大堂(ふきじおおどう)
六郷満山を代表する国宝・富貴寺大堂は平安時代に建立された九州最古の木造建築物。堂内では本尊の木造阿弥陀如来坐像や大堂壁画によって極楽浄土が再現され、京都で隆盛した浄土教が遠くの九州にも伝播した歴史を物語っている。それだけでなく、参道や境内には数多くの石造文化財が所在している。富貴寺では平安時代に花開いた人々の祈りの歴史を感じることができる。
大分県豊後高田市田染蕗2395 0978-26-3189 https://www.onie.jp/cultura/detail/3a978c4d-11ab-40ca-8971-de26896b9506 続きを読む
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田染荘小崎の農村景観(たしぶのしょうおさき)
宇佐神宮の荘園として知られる田染荘。中でも小崎地区には、人々が自然と共に生きた荘園時代の景観が伝わっている。展望台(夕日岩屋)に上がれば、千年以上もの時を刻んできた美しい田園風景を一望できる。古き良い時代の手作業での農業を体験できる御田植祭や収穫祭で、ゆっくりと過ごすのもおすすめだ。
大分県豊後高田市田染小崎2596 0978-26-2168 https://www.onie.jp/cultura/detail/463166e0-0dd8-4edb-b6ac-38269f93d453 続きを読む