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#073 海女(Ama)に出逢えるまち 鳥羽・志摩
いせわん・しまはんとう・くまのなだのぎょろうようぐ伊勢湾・志摩半島・熊野灘の漁撈用具
- 民俗文化財
- 重要無形民俗文化財
- 江戸時代
- 明治時代
- 大正時代
- 昭和時代以降
- 三重県鳥羽市
- 歴史資料
概要
鳥羽市立海の博物館が昭和44年から収集してきたこれらの漁撈用具は、各種漁撈用具ばかりでなく、船大工の用具から信仰儀礼用具に至るまで、漁業に関したあらゆる用具の系統的、広域的な収集によるもので、漁撈の地域的特色を示すものとして重要である。なお、分類別点数は次のとおりである。海女道具(233)、磯漁具(279)、マグロ・サメ突具(59)、捕鯨用具(18)、網漁具(829)、釣漁具(2364)、タコツボ(51)、ノリ養殖加工用具(851)、製塩用具(15)、海産加工用具(365)、水揚販売用具(179)、船(13)、船関係用具(626)、漁具製作修理用具(792)、漁業鑑札等(19)、信仰儀礼用具(186)。
ストーリーの位置づけ
海女の道具233点をはじめ、三重県の漁村から収集された漁撈用具や漁村の民俗資料など6,879点がある。県内の漁業文化・歴史を知るうえで重要な民俗資料群である。なお、収蔵する海の博物館では、海女についての詳しく紹介した展示が行われているほか、建物は建築家内藤廣氏によるモダンなデザインである。
【文責】 鳥羽市教育委員会