構成文化財を探すSEARCH CULTURAL PROPERTIES
条件を絞り込む
概要
旧暦の6月13日の早朝に大里浜に海女や漁業者が集まり行われる神事。昔、麦崎の竜宮井戸と呼ばれる磯で9人の若い海女が潜っていたが、どうした訳か戻って来なかったことから、片田の海女はこの日を「いそど日待ち」として、一日漁を休みとする。竹の筒で作った小さな9つの磯桶に餅と洗米を入れて祀り、その後、麦埼の下の磯場に小さな幣束とともに流す。
ストーリーの位置づけ
各地で受け継がれる信仰と多様なまつり。昔、麦崎の竜宮井戸と呼ばれる磯で、9人の若い海女が潜っていたが、どうした訳か戻ってこなかった。それで、片田の海女は旧暦6月13日を「竜宮日待ち」として、一日漁を休みとし、今も、供養の祀りを行っている。
海の安全と大漁、海で亡くなった海女の冥福を祈る神事。
【文責】 志摩市生涯学習スポーツ課