構成文化財を探すSEARCH CULTURAL PROPERTIES

条件を絞り込む

地域から見る

文化財体系から見る

分野から見る

さらに絞り込む

条件をリセット

さらに絞り込む

条件をリセット

条件をリセット

#073 海女(Ama)に出逢えるまち 鳥羽・志摩

なきりのわらじひき波切のわらじ曳き 

  • 三重県志摩市

波切のわらじ曳き  波切のわらじ曳き 

所在地 三重県志摩市

概要

わらじ曳きは9月初めの申の日(3回あるときは中の申の日)に波切神社の拝殿で行われる。海の安全と大漁を祈願する神事で、海女たちの信仰も厚い。神事の3日前に漁師たちが編む大わらじは、長さ約2.3m、幅約1.5m、
重さ約100kgで、昔より少し大きくなっている。当日は、早朝から使者の1人が拝殿で神様と朝食を摂り、大王島の参拝、神主による祝詞、大わらじと関係者全員の祓い清めと続く。その後、巫女の舞が奉納され、続いて5人の稚児による「祭文」に合わせた舞が奉納される。5人の稚児は、わらじの鼻緒に結んだ木綿の綱を持ち、力を合わせて山の方(西側)から海の方(東側)に向かってわらじを曳き、神事は終了する。一連の神事を終えると、大わらじは若者 4人に担がれて、神社下の須場の浜まで運ばれ、七人婆さんの祝い唄「エレワカ」の後、海へ流される。

ストーリーの位置づけ

各地で受け継がれる信仰と多様なまつり。9月の申の日に行われる。稚児の踊りとともに太鼓、笛の音にあわせ祭文が読誦された後、大王島の方角に稚児の手で2m余り大わらじが曳かれる。その後、大わらじは若者に担がれて、須場の浜から海に流される。海の安全と大漁を祈願する神事で、海女たちの信仰も厚い。

【文責】 志摩市生涯学習スポーツ課

ストーリーを読む

同じストーリーの構成文化財をみる

ページの先頭に戻る