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概要
高さ23m、建築面積58㎡、鉄筋コンクリート造
登ることができる灯台15基の灯台の1基です。円筒形の灯室と灯塔、扇形の付属舎からなっています。志摩半島の東南端の断崖上に立地しており、この周辺は暗岩の多い海の難所で、早くから灯台の設置が望まれていました。こうした要請を受け、関東大震災後初の新設灯台として1927年に設置されました。
ストーリーの位置づけ
リアス海岸の大王埼に昭和2年(1927)に建てられた。総高23mで、扇形に配した列柱で付属舎バルコニーを支え、入口には古典主義的デザインを施す特徴的な外観である。海から自分の位置をとらえなくてはならない海女たちにとって、陸上の重要なランドマークとなっている。参観灯台となっており、昇ることができ、天候が良ければ海女漁の様子を見学できる。
【文責】 志摩市生涯学習スポーツ課