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#073 海女(Ama)に出逢えるまち 鳥羽・志摩
波切の町並み
平城京で、「志摩国英虞郡名錐郷」からアワビが納められたことを記した木簡が出土していることから、波切が古代までさかのぼる集落であることが分かる。 狭い石畳の坂道が続き、海からの強風を防ぐために高い石垣や防風林で家並を囲むのが波切集落の特徴である。坂の上には大王埼灯台が建ち、画家たちが風景画を描く人気のスポットとなっていることから大王町は絵かきの町として知られる。漁港から灯台にいたる坂道には、干物屋や土産物屋が立ち並ぶ。 集落の各所に残された見事な石積は、「波切の石工」と呼ばれる石垣師たちによって積まれたものである。大慈寺の石垣塀はその最初期のもので万延元年(1860年)に築かれた。 波切漁港には当時の石垣が残されている。石材は地元で青石と呼ばれる安山岩で、波切集落の周辺で採石されたものである。
海女たちが暮らす漁村風景。狭い石畳の坂道が続き、海からの強風を防ぐために高い石垣や防風林で家並を囲むのが波切集落の特徴である。江戸時代のみごとな石垣も残されている。昭和初期には波切の石工が全国各地に赴き石垣造りをおこなった。石垣の間を縫うように進む原動機付自転車に乗った海女たちの姿を見ることができる。その町並みは大王埼灯台とともに、画家たちが風景画を描く人気のスポットとなっている。漁港から灯台にいたる坂道には、干物屋や土産物屋が立ち並ぶ。
【文責】 志摩市生涯学習スポーツ課
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