「いざ、鎌倉」~歴史と文化が描くモザイク画のまちへ~STORY #025
みどころspot
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古我邸
鎌倉文学館、旧華頂宮邸と並ぶ鎌倉三大洋館のひとつ。三菱合資会社の専務理事だった荘清次郎の別荘として約15年を費やして建てられ、関東大震災直後の対策会議はここで開かれました。1937(昭和12)年には日本土地建物の経営者・古我貞周が取得。元首相の濱口雄幸や近衛文麿も別荘として利用し、現在はレストランとして活用されています。
神奈川県鎌倉市扇ガ谷1-7-23 0467-22-2011 http://kamakura-koga.com 続きを読む
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旧華頂宮邸
緑深い衣張山東側にある、華頂博信侯爵邸として建てられた洋風住宅です。その後たびたび持ち主が変わり、1996(平成8)年に鎌倉市が取得しました。ヨーロッパの民家などに見られるハーフティンバー様式の建物で、柱・梁などが外部に現れる趣あふれる外観が特徴。樹木や池を幾何学的に配置した美しいフランス式庭園を併設しています。
問い合わせ先:鎌倉市役所都市景観部都市景観課神奈川県鎌倉市浄明寺2丁目6−37 0467-23-3000 https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/keikan/k-index1.html 続きを読む
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鎌倉文学館(旧前田家鎌倉別邸)
相模湾を一望する高台にある建物は、旧加賀藩前田家第16代当主・前田利為の別邸として建てられたもの。第二次世界大戦後には、デンマーク公使や佐藤栄作元首相が別荘として使用したほか、作家・三島由紀夫の小説『豊饒の海』の第1巻『春の雪』に登場する別荘のモデルにもなりました。その後は鎌倉市が譲り受け、1985(昭和60)年に鎌倉文学館として開館。
国登録有形文化財である格調高い建物は、西洋の木造建築ハーフティンバー様式とスパニッシュ様式を基調とし、館内には華麗なアールデコの装飾が残っています。本館前には広大な庭園と美しいバラ園があり、季節には「鎌倉」「流鏑馬」など鎌倉ゆかりの名がついた珍しいバラも見どころです。神奈川県鎌倉市長谷1丁目5−3 0467-23-3911 http://www.kamakurabungaku.com 続きを読む
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鎌倉歴史文化交流館
子どもから大人までが、鎌倉の歴史的遺産・文化的遺産を学び、体験し、交流できる場として、平成29年にオープン。著名な建築家ノーマン・フォスター氏が代表を務めるフォスター+パートナーズの設計による既存建築を活用しながら、鎌倉の歴史・文化を通史的に紹介し、あわせて鎌倉で発掘された出土品などを公開しています。
神奈川県鎌倉市扇ガ谷1-5-1 0467-73-8501 https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/rekibun/koryukan.html 続きを読む