藍のふるさと 阿波〜日本中を染め上げた至高の青を訪ねて〜STORY #081
みどころspot
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地福寺(ぽっくり寺)
寺の伝承によると文治年間に景徳上人が開基、正保年間に玄賀上人が中興とされます。
境内には、大永7年(1527)の紀年銘が入っていたとされる石造物や、細川澄賢の墓と伝えられる一石五輪塔が残されています。徳島県板野郡藍住町勝瑞字西勝地 続きを読む
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矢上の大クス(春日神社)
矢上の大クスは、樹齢1200~1400年と推定される県内で最も古いクスノキの巨樹です。文化8年(1811)出版の『阿波名所図会』には「矢上の大楠」として紹介されており、阿波を代表する名木として県下一円に知れ渡っていたようです。
クスのある春日神社は、建仁3年(1203)に奈良春日大社へ寄進して成立した荘園、矢上荘の鎮守として設けられたといわれています。(県天然記念物 昭和31年2月7日指定)徳島県藍住町矢上春日 続きを読む
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籠池の高地蔵
旧讃岐街道に、往来する人の安全を見守るかのように全高3.82mを測る大きな高地蔵が建てられています。かつて、この付近は「カクジの浜」という川湊があり、藍玉の積み出しや金肥の陸揚げで大いに賑わっていました。しかし、安政元年(1854)11月5日の安政南海道地震により大きな被害を被りました。この地震による死者を供養するために建てられたものです。
徳島県板野郡藍住町東中富字龍池傍示 続きを読む
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船窪つつじ公園
高越山から奥野々山に通ずる尾根に位置しており、面積およそ3haに及ぶ高原状の窪地(標高1,060m)に、オンツツジを主体とする植物の群落があります。
オンツツジの株は、大きいものでは1株に20数本の主幹が群がって生え、その束生する幹周りは数m、高さは6mに及ぶものもあります。
天然の群落であるため、年ごとに開花状況の差はありますが、例年5月中旬から下旬にかけてが見頃になります。(国天然記念物 昭和60年10月26日指定)徳島県吉野川市山川町奥野井 続きを読む
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