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#028 木曽路はすべて山の中
お六櫛の技法
わずか10cmにも満たない幅に、およそ100本もの歯が挽かれたミネバリの小さな櫛「お六櫛(おろくぐし)」は、江戸時代から中山道の名物、御嶽信仰や善光寺参りの土産として全国に知られていました。現在でも、ここ薮原宿を中心に作られているお六櫛は、実用品の櫛であるとともに長野県伝統工芸品として愛され続けています。
お六櫛の名の起りは、頭痛もちのお六が、家の近くのミネバリの樹を櫛にして髪を梳いたことにより全快した伝説による。現在の主生産地が薮原である。実演見学や体験もできる。
【文責】 木曽広域連合地域振興課
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