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#074 1300年つづく日本の終活の旅
長谷寺 本堂
冥府で閻魔大王から宝印を授かり、日本最古の観音巡礼道、西国三十三所を開いた徳道上人が開基の寺院。一本の藁より始まり、物々交換で大きな富を得たおとぎ話の「わらしべ長者」の舞台となった。春は700本の桜と7,000株のボタン、夏は8,000株ものアジサイが境内を彩る。国宝の本堂には懸崖造りの舞台があり、長谷の境内を眺望できる。高さ約10メートル、木造仏として国内最大級の十一面観音像は、8代目の本尊。強い力を宿すクスノキの霊木を使い、室町後期に造像された。本尊は地蔵菩薩の功徳をあらわす錫杖を持ち、観音菩薩と地蔵菩薩の御利益を兼ね備える。脇侍の難陀龍王像、雨宝童子立像とともに重要文化財に指定されている。2月14日には、3匹の鬼が大松明を持ち本堂の周りを練り歩くダイナミックな火祭り「だだおし」が行われる。東大寺二月堂の「お水取り」とともに大和に春を呼ぶ行事として親しまれている。
西国第8番札所。
【文責】 大津市観光振興課
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