「なんだ、コレは!」 信濃川流域の火焔型土器と雪国の文化STORY #026
みどころspot
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節季市(チンコロ市)
冬期間の副業として、農家の人々が竹やわらなどで作った生活用品や民芸品を持ち寄り開かれる市として、江戸時代から始まったと言われる歴史ある市です。
毎年1月10日、15日、20日、25日に市内の諏訪町で開催され、通りには竹細工・わら細工などの民芸品や漬物、乾物、お菓子などを売る約50軒ほどの露店が立ち並びます。
その中でも縁起物の「チンコロ」が一番の人気です。毎年、チンコロを売る店の前には長蛇の列ができ、あっというまに売り切れてしまいます。
節季市は、別名「チンコロ市」とも呼ばれ、親しまれています。025-757-3100 http://www.city.tokamachi.lg.jp/kanko/K001/K006/1480582367129.html 続きを読む
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「大地の芸術祭」の里(十日町市・津南町)
3年に1度開催される「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」の舞台となる、越後妻有地域(新潟県十日町市・津南町)を「大地の芸術祭の里」と呼んでいます。
ここでは、1年を通して、地域に内在するさまざまな価値をアートを媒介として掘り起こし、その魅力を高め、世界に発信し、地域再生の道筋を築くことを目指しています。
その成果発表の場となるのが、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」です。
(画像:草間彌生「花咲ける妻有」 Photo by Osamu Nakamura)025-761-7767 http://www.echigo-tsumari.jp/ 続きを読む
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史跡古津八幡山遺跡 弥生の丘展示館
古津八幡山遺跡について学ぶことができる展示館です。歴史の広場では弥生時代のムラや古墳を体感できます。
○施設紹介
平成24年4月に開館した史跡古津八幡山遺跡のガイダンス施設です。弥生時代・古墳時代に関するさまざまなイベントの他、各種体験を行うことができます。国指定史跡、古津八幡山遺跡は、新津丘陵家にある弥生時代の遺跡で、集落の周囲に濠をめぐらした南北400m、東西150mにも及ぶ大規模な高地性環濠集落です。古墳時代には県内最大の直径60mの古墳、古津八幡山古墳が築かれています。堅穴住居や環濠、墓などが復元されており弥生時代のムラや古墳を体感できます。眼下に広がる越後平野や角田・弥彦山、信濃川の河口や佐渡まで一望できます。また、豊かな自然の中で四季折々の植物や昆虫も観察することができます。
○館の紹介
古津八幡山遺跡の麓にある弥生の丘展示館は、古津八幡山遺跡から出土した旧石器時代から平安時代の土器や石器など500点以上を展示しています。アニメーションや弥生時代のムラのようすを復元した模型で、古津八幡山遺跡の歴史をわかりやすく紹介しています。壁には考古イラストレーター早川和子さんによる時代や季節ごとの遺跡の復元画があり、小・中学生にも親しみやすい展示となっております。また、火起こしや勾玉・銅鏡づくりなど各種体験を個人・団体で行うことができます。〒956-0846 新潟県新潟市秋葉区裏ヶ沢264番地 0250-21-4133 http://www.city.niigata.lg.jp/kanko/bunka/rekishi/maibun/kuni_furutsuhachiman/index.html 続きを読む
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新潟市文化財センター
豊富な出土品から新潟市の歴史について学べます。体験学習や歴史の調査・研究にお勧めです。
○施設紹介
市内の遺跡から出土した遺物や調査記録、民具などの収蔵や保存、調査、研究、展示、体験学習などを行っている施設です。
新潟市は日本海や信濃川・阿賀野川の二大河川を中心に古くからヒトやモノの交流が盛んに行われていました。また、広大な越後平野の多くは低湿な環境にあるため、木製品など有機物の遺物が残りやすい特徴があります。
○館の紹介
現在、市内には旧石器時代から江戸時代まで700か所以上の遺跡があります。本施設では市内の遺跡から出土した遺物を時代ごとに展示・解説しているほか、交流などデーマに沿った企画展示も行っており、遺跡からみた新潟市の歴史を理解することができます。敷地内には移築された民家、旧竹田家住宅や畜動舎があり見学することができます。定期的に講演会や速報展示も行っているほか、火起こしや勾玉・銅鏡づくりなど各種体験を個人・団体で行うことができます。〒950-1122 新潟市西区木場2748番1 025-378-0480 http://www.city.niigata.lg.jp/kanko/bunka/rekishi/maibun/maibun/gaiyo/about_center.html 続きを読む
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新潟市歴史博物館 みなとぴあ
信濃川火焔街道の入口に建つ博物館。河口部に暮らす先人たちの知恵と努力が感じ取れます。信濃川の河口、幕末の開港場につくられた歴史博物館。日本海と2つの大河を通じた人とモノの交流が織りなす歴史のドラマを伝えます。
○館の紹介
信濃川に面して整備された新潟市歴史博物館には、活動の中心になる博物館本館のほか、重要文化財の旧新潟税関庁舎や登録有形文化財の旧第四銀行住吉町支店などの歴史的建造物も建っています。
博物館本館の常設展示では、砂丘や低湿地に暮らす新潟の人々の営みを、「水」とのかかわりの中で展示しています。その始まりとして笹山前遺跡から出土した約6,000年前(縄文時代前期)の深鉢形土器を展示しています。これは信濃川と阿賀野川の河口部に形成された砂丘上に人々が暮らし始めたことを示すもので、これを起点に大河の河口部が港として発展してきた歴史と、砂丘の内側の低湿地では先人たちが悪水とたたかいながら水田開発に取り組んできた歴史を紹介します。
展示室入口には信濃川・阿賀野川の流域を示す立体地形模型があり、信濃川火焔街道の地形の全容を俯瞰することができます。〒951-8013 新潟県新潟市中央区柳島町2-10 025-225-6111 http://www.nchm.jp/ 続きを読む