一輪の綿花から始まる倉敷物語~和と洋が織りなす繊維のまち~STORY #049
みどころspot
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倉敷川畔伝統的建造物群保存地区【国選定】
江戸時代に幕府直轄地「天領」となった倉敷は、かねてより交通の要衝であり、高梁川の支流である倉敷川は運河として利用されていました。その河港には多くの商人が集まり、蔵を建て、この倉敷川畔はやがて高梁川流域の物資が集積する商業の中心地として栄えました。
白壁土蔵のなまこ壁に、軒を連ねる格子窓の町家、そして柳並木、江戸・明治時代に造られた伝統的な建物を中心とした情緒豊かな日本の伝統的な美しい町並みが、現在まで良好に継承されている地域です。
※倉敷美観地区の町並みは、2010(平成22)年に「平成22年度都市景観大賞『美しいまちなみ大賞』」、2012(平成24)年に「2012年アジア都市景観賞『大賞』」を受賞しています。倉敷美観地区 http://www.city.kurashiki.okayama.jp/5585.htm 続きを読む
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旧大原家住宅【国指定重要文化財】
大原家は、近世倉敷屈指の富豪であり、倉敷の現存する町家の中で最も規模が大きいこの建物は、1795(寛政7)年に主屋が着工されました。倉敷窓や倉敷格子、白壁など独特の意匠を備え、倉敷の典型的な町家として往時の姿をよくとどめています。
※外観のみ見学可能(2018年4月から文化施設「語らい座 大原本邸」として公開予定)倉敷市中央1丁目2-1 http://www.city.kurashiki.okayama.jp/5391.htm 続きを読む
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大橋家住宅【国指定重要文化財】
江戸時代に新田開発などで大きな財を成した大橋家が1796(寛政8)年に建てた建物です。
倉敷の代表的な町家のひとつに数えられ、長屋門や倉敷窓・倉敷格子などを備えた往時の商家の姿を現在に残す重厚な造りが印象的です。倉敷市阿知3丁目21-31 086-422-0007 http://www.ohashi-ke.com/ 続きを読む
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井上家住宅【国指定重要文化財】
1721(享保6)年に上棟した井上家住宅は、倉敷美観地区において最古のもので、7つの倉敷窓のすべてに防火用の漆喰仕上げの土扉が付いているのは、現存する倉敷の町家としてはこの建物だけです。
※現在、保存修理工事中ですが、完成後は一般公開を行う予定です。倉敷市本町1-40 http://www.city.kurashiki.okayama.jp/5393.htm 続きを読む
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楠戸(くすど)家住宅【国登録有形文化財・市指定重要文化財】
楠戸家は「はしまや」の屋号を持ち、1869(明治2)年の創業以来、今日も呉服店として営業が続けられています。表屋造の母屋に虫籠窓など、明治期の代表的な町家の姿を今に残しています。
倉敷市東町1-20 086-422-2564 http://www.city.kurashiki.okayama.jp/5416.htm 続きを読む