関門“ノスタルジック”海峡~時の停車場、近代化の記憶~STORY #052
みどころspot
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岩田家住宅 主屋、土蔵[構成文化財]
主屋の外部は大壁漆喰塗で、伝統的な防火構造となっている居蔵造が特徴。伝統的な建築様式を守りながらも、近代的な和風意匠と洋風意匠を積極的に取り入れた建物として貴重です。
福岡県北九州市門司区東本町2-6-24 https://www.japanheritage-kannmon.jp/bunkazai/index.cfm?id=13 続きを読む
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中国労働金庫下関支店(旧不動貯金銀行下関支店)[構成文化財]
日本の戦前の銀行建築では威厳のある重厚な石造りが好まれるなか、この銀行は西洋の古典主義風の建築スタイルを踏襲しています。
山口県下関市南部町21-23 083-223-8141 https://www.japanheritage-kannmon.jp/bunkazai/index.cfm?id=27 続きを読む
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ニッカウヰスキー(株)門司工場製造場(旧大里酒精製造所 製造場)[構成文化財]
昔と変わらず焼酎を作っている工場は建物を含め近代化されましたが、一部煉瓦造の建物を使用しているところもあります。たくさんのパイプが伸びる煉瓦の建物は、この地で100年前から産業が発展してきたことを物語っています。
煉瓦はイギリス積みで重ねて造られています。
福岡県北九州市門司区大里元町2-1 https://www.japanheritage-kannmon.jp/bunkazai/index.cfm?id=15 続きを読む
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ニッカウヰスキー(株)門司工場倉庫(旧大里製粉所 倉庫)[構成文化財]
現在、倉庫の窓や扉はすべてふさがれ、搬出・搬入のための大きな出荷門が倉庫の隣につくられています。夜になると赤煉瓦の倉庫群がライトアップされ、これまでの歴史と建物の力強さを感じさせます。
福岡県北九州市門司区大里元町2-1 https://www.japanheritage-kannmon.jp/bunkazai/index.cfm?id=16 続きを読む
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本格的にシールド工法を用いた日本で初めてのトンネルであり、世界初の海底トンネル—関門隧道下り線 関門隧道上り線[構成文化財]
下り線の総延長は3614.04メートル、上り線の総延長は3604.63メートルです。下り線の工事期間が6年2ヶ月であるのに対し、上り線は4年2ヶ月で完成しました。上り線の工事期間をここまで短縮できた背景には、下り線の工事データを利用できたことと、関門間の貨物量が年々増加しトンネルの複線運転が急務となっていたことが挙げられます。
起点 山口県下関市彦島江の浦町1丁目 終点 福岡県北九州市門司区梅ノ木町 https://www.japanheritage-kannmon.jp/bunkazai/index.cfm?id=40 続きを読む