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STORY #078

日本海の風が生んだ絶景と秘境
―幸せを呼ぶ霊獣・麒麟が舞う大地「因幡・但馬」―

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STORY

日本海から吹きつける季節風が創り上げた日本最大級の鳥取砂丘。
目に見えぬ風の姿がさざ波模様の風紋に映し出され、海岸を進むと風が起こす荒波に削り出された奇岩が連なる。
鳥取砂丘の砂を生み出す中国山地へと急流を辿ると、風がもたらす豪雪に育まれた杉林を背に豪邸が佇む。
さらに源流へと分け入ると岩窟の中に古堂が姿を現す。
これらは日本海の風が生んだ絶景と秘境である。
人々は、厳しい風の季節での無事とそれを乗り越えた感謝を胸に、
古来より幸せを呼ぶ麒麟獅子を舞い続け、麒麟に出会う旅人にも幸せを分け与えている。

詳細を表示 構成文化財一覧

構成文化財一覧

  • 文化財の名称

    指定等の状況

    文化財の所在地
  • 鳥取砂丘

    国天然記念物

  • 桂見遺跡出土縄文時代遺物一括

    県指定保護文化財(考古資料)

  • 白兎神社樹叢

    国天然記念物

  • 青谷上寺地遺跡

    国史跡

  • 新温泉町浜坂味原川地区

    県重要文化財活用地区(伝統的建造物群)

  • 浦富海岸

    国名勝・天然記念物

  • 但馬御火浦

    国名勝・天然記念物

  • 香住海岸

    国名勝

  • 因幡・但馬沿岸の岩石海岸の漁村集落

    未指定(文化的景観)

    鳥取県鳥取市・岩美町・兵庫県香美町・新温泉町
  • 余部鉄橋

    未指定(有形[建造物])

  • 百手の儀式

    未指定(民俗文化財[風俗習慣])

  • 氷ノ山後山那岐山国定公園

    未指定(名勝[山岳])

  • 智頭の林業景観

    国重要文化的景観

  • 智頭町板井原伝統的建造物群保存地区

    県選定伝統的建造物群保存地区

  • 杉神社

    未指定(有形[建造物])

  • 石谷家住宅

    国重要文化財(建造物)

  • 矢部家住宅

    国指定重要文化財(建造物)

  • 太田家住宅主屋、新建、門長屋

    国登録有形文化財(建造物)

  • 三百田氏住宅

    県指定保護文化財(建造物)

  • 若桜鉄道若桜駅本屋及びプラットホーム、転車台ほか計23件

    国登録有形文化財(建造物)

  • カリヤ通り

    未指定(伝統的建造物群)

  • 木島家住宅主屋

    国登録有形文化財(建造物)

  • 蔵通り

    未指定(伝統的建造物群)

  • 不動院岩屋堂

    国指定重要文化財(建造物)

  • 鳥取城跡附太閤ヶ平

    国史跡

  • 仁風閣

    国指定重要文化財(建造物)

  • 樗谿神社、本殿、唐門、拝殿及び幣殿

    国重要文化財(建造物)

  • 宇倍神社

    未指定(有形[建造物])

  • 聖神社本殿、拝殿及び幣殿

    県指定保護文化財(建造物)

  • 因幡の麒麟獅子舞
    [県指定]
    大和佐美命神社獅子舞
    ・宇倍神社獅子舞
    ・下味野神社の麒麟獅子舞
    ・倉田八幡宮の麒麟獅子舞
    ・賀露神社の麒麟獅子舞
    ・䖝井神社の麒麟獅子舞
    ・澤神社の麒麟獅子舞

    国の記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財 鳥取県指定無形民俗文化財7件・未指定を合わせ173件

    鳥取県鳥取市・岩美町・若桜町・智頭町・八頭町
  • 但馬の麒麟獅子舞
    [県指定]
    ・宇都野神社麒麟獅子舞
    ・三尾の麒麟獅子舞
    ・居組麒麟獅子舞
    [香美町指定]
    ・鎧麒麟獅子舞
    [新温泉町指定]
    ・福富麒麟獅子舞
    ・諸寄麒麟獅子舞
    ・和田麒麟獅子舞
    ・栃谷田君麒麟獅子舞
    ・七釜麒麟獅子舞
    ・千谷麒麟獅子舞

    国の記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財 兵庫県指定無形民俗文化財3件・香美町指定無形民俗文化財1件・新温泉町指定民俗文化財6件

    兵庫県香美町・新温泉町

LOCATION

鳥取県(鳥取市、岩美町、若桜町、智頭町、八頭町)・
兵庫県(香美町、新温泉町)

ACCESS

鳥取県鳥取市
  • 鉄道
    • 新幹線(姫路乗換)~特急スーパーはくと(東京から約5時間10分)
    • 特急スーパーはくと(大阪から2時間30分)
    • 新幹線又は特急(岡山乗換)~特急スーパーいなば(博多から約3時間50分)
    • 中国自動車道・佐用JCT~鳥取自動車道・鳥取IC~(約60分)
    • 中国自動車道・津山IC~国道53号経由(約60分)
  • 高速バス
    • 東京~鳥取(夜行)(約10時間)
    • 大阪~鳥取(約2時間50分)
    • 福岡~鳥取(夜行)(約10時間30分)
鳥取県岩美町
  • 鉄道
    • 東京駅~姫路駅(新幹線のぞみ)姫路駅~鳥取駅(特急スーパーはくと)(4時間40分)
    • 京都駅~鳥取駅(特急スーパーはくと)鳥取駅~岩美駅(山陰本線)(3時間25分)
    • 大阪駅~鳥取駅(特急スーパーはくと)鳥取駅~岩美駅(山陰本線)(2時間55分)
    • 岡山駅~鳥取駅(特急スーパーいなば)鳥取駅~岩美駅(山陰本線)(1時間15分)
    • 博多駅~岡山駅(新幹線のぞみ)岡山駅~鳥取駅(特急スーパーいなば)(3時間30分)
    • 京都から 国道9号(3時間30分)
    • 大阪から 中国自動車道佐用・JCT~鳥取自動車道~国道9号(3時間)
    • 岡山から 国道53号~鳥取自動車道~国道9号(3時間20分)
  • 高速バス
    • 東京~鳥取間(夜行)(約9時間35分)
    • 京都~鳥取間(約3時間30分)
    • 大阪~鳥取間(約2時間50分)
    • 福岡~鳥取間(夜行)(約10時間30分)
鳥取県若桜町
  • 鉄道
    • 京都・大阪 特急スーパーはくと~郡家駅~若桜鉄道(約3時間40分)
    • 岡山 特急スーパーいなば~郡家駅~若桜鉄道(約2時間40分)
    • 京都・大阪から 中国自動車道~山崎IC~国道29号~若桜(約3時間30分)
    • 岡山から 国道53号~河原IC~国道29号~若桜(約3時間)
  • 高速バス
    • 大阪~若桜(約3時間)
鳥取県智頭町
  • 鉄道
    • 大阪~智頭駅(特急スーパーはくと)(2時間11分)
    • 京都~智頭駅(特急スーパーはくと)(2時間45分)
    • 岡山~智頭駅(特急スーパーいなば)(1時間23分)
    • 広島~岡山駅(乗換)~智頭駅(新幹線・特急スーパーいなば)(約2時間)
    • 東京~姫路駅(乗換)~智頭駅(新幹線・特急スーパーはくと)(約4時間30分)
    • 大阪:中国自動車道、佐用JCT~鳥取自動車道~智頭(約2時間)
    • 岡山:国道53号~智頭(約2時間13分)
    • 広島:中国自動車道、津山IC~国道53号~智頭(約3時間35分)
  • 高速バス
    • 大阪梅田~智頭福原(約2時間17分)
    • 大阪なんば~智頭福原(約2時間16分)
    • 神戸三宮~智頭福原(約2時間5分)
    • 京都八条口~智頭福原(約2時間50分)
    • 東京品川~浜松町~智頭福原(約9時間9分)(夜行)
    • 姫路~智頭福原(約1時間26分)
鳥取県八頭町
  • 鉄道
    • 大阪駅~鳥取駅(約2時間20分)(智頭線経由、特急スーパーはくと利用)
    • 大阪駅~郡家駅(約2時間10分)(智頭線経由、特急スーパーはくと利用)
    • 大阪(中国自動車道)~佐用JCT~河原IC~R324~八頭町(約2時間40分)
    • 大阪(中国自動車道)~山崎インター~R29~八頭町(約3時間30分)
  • 高速バス
    • 大阪(弁天町/なんば経由)~郡家(約3時間)
    • 大阪(弁天町/梅田経由)~鳥取駅前(約3時間50分)
兵庫県香美町
  • 鉄道
    • JR山陰本線 特急(はまかぜ)~JR香住駅(約3時間)
    • JR山陰本線 特急(こうのとり・きのさき)~JR城崎温泉駅~JR香住駅(約4時間)
    • 大阪・神戸方面から 中国自動車道(吉川JCT)~舞鶴若狭自動車道(春日IC)~北近畿豊岡自動車道(和田山JCT)~北近畿豊岡自動車道(日高紙鍋高原IC)~国道178号~香美町香住区(約3時間)
    • 〃 中国自動車道(福崎IC)~播但連絡道(和田山JCT)~北近畿豊岡自動車道(日高紙鍋高原IC)~国道178号~香美町香住区(約3時間)
    • 〃 山陽自動車道(山陽姫路東IC)~播但連絡道(福崎IC)~播但連絡道(和田山JCT)~北近畿豊岡自動車道(日高紙鍋高原IC)~国道178号~香美町香住区(約3時間)
    • 京都方面から 京都縦貫道(丹波IC)~国道9号~和田山(JCT)北近畿豊岡自動車道(日高紙鍋高原IC)~国道178号~香美町香住区(約3時間30分)
  • 高速バス
    • 大阪・神戸~村岡(約2時間)
兵庫県新温泉町
  • 鉄道
    • 大阪駅~浜坂駅(特急はまかぜ)(約3時間30分)
    • 京都駅~鳥取駅(特急スーパーはくと)鳥取駅~浜坂駅(山陰本線)(約4時間)
    • 岡山駅~鳥取駅(特急スーパーいなば)鳥取駅~浜坂駅(山陰本線)(約2時間50分)
    • 中国自動車道(福崎IC)~播但連絡道路(和田山JCT)~北近畿豊岡自動車道(八鹿氷ノ山IC)~国道9号線~県道47号線
    • 中国自動車道(吉川JCT)~舞鶴若狭自動車道(春日JCT)~北近畿豊岡自動車道(八鹿氷ノ山IC)~国道9号線~県道47号線
  • 高速バス
    • 大阪・神戸~湯村温泉(約3時間30分)

CONTACT

  • 麒麟のまち観光局
  • TEL:0857-50-1785
  • 鳥取市教育委員会文化財課
  • TEL:0857-20-3367
  • 岩美町商工観光課
  • TEL:0857-73-1416
  • 若桜町ふるさと創生課
  • TEL:0858-82-2231
  • 智頭町企画課
  • TEL:0858-75-4112
  • 八頭町企画課
  • TEL:0858-76-0212
  • 香美町観光商工課
  • TEL:0796-36-3355
  • 新温泉町企画課
  • TEL:0796-82-5624

STORY

日本海の風が生んだ絶景と秘境

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鳥取砂丘を創り出す日本海から吹く「風」

中国地方の北側、山陰東部に位置する因幡・但馬地方は、北は日本海に面し、背後に中国山地の高い山々が連なっている。この地域に吹きつける日本海からの激しい北西の季節風は、中国山地にぶつかり、「山雪」と呼ばれる豪雪を山間部にもたらすとともに、鉛色の海に海岸を削る荒波を起こし、川が山地の岩石を砕いて海まで運んだ砂を巻き上げ、日本最大級の「鳥取砂丘」を誕生させる。

日本海からの季節風が起こす荒波

風が育む「砂」の賜物

見渡す限り、一面に広がる砂。ある時は豪快に、またある時は穏やかにその表情を変える。鳥取砂丘では、高低差が90mにもなるダイナミックな起伏をキャンバスに、さざ波模様の「風紋」をはじめ、砂がスダレ状に滑り落ちる「砂簾」や砂が高く隆起する「砂柱」など、目には見えない風の姿が描かれている。砂のキャンバスに足跡を残しながら「馬の背」と呼ばれる巨大な砂の壁を登り詰めると、日本海を超えて辿り着いたばかりの風を感じることができる。鳥取砂丘は、中国山地から流れ出た岩石が川の流れにより砕かれ、砂となって海へと運ばれた後、長い年月をかけて風の吹き返しにより大砂丘へと成長を遂げたものである。

その西端にある「不増不減の池」は、季節を問わず水の量が一定に保たれ、古事記に登場する因幡の白兎が体を洗ったとされる。

左:砂簾/右:砂柱

荒波が運ぶ砂は鳥取砂丘を創り出すだけでなく、海に砂が帯状となって伸び出す砂州を成長させ、波静かな数多くの潟湖を人々に与えた。約2,000年前の弥生人たちは、潟湖を港として利用した青谷上寺地遺跡の地に、中国大陸や日本列島各地との交易を行った証(あかし)を大量に残しており、当時の技術や芸術性の高さを今に伝えている。

こうした大地の営みを一つの遺産として、人々は砂の彫刻「砂像」で新たな造形美を創り出すなど、砂の魅力を自らの手で進化させている

左:青谷上寺地遺跡出土品/右:砂の彫刻「砂像」

風が育む「波」の賜物

多彩な海岸地形(但馬御火浦)

鳥取砂丘から日本海に沿って進むと、荒波が岩を削り取って造形した龍や獅子の躍動する姿を思わせる奇岩や洞窟、断崖、入り江を白く彩る砂浜など、約50㎞にもわたって連なる多彩な海岸地形の世界を楽しむことができる。崖上や深く切り込んだ入り江などの人の往来が困難な場 所に荒波を避けて点在する漁村集落や、山が海に迫る崖を跨ぐ鉄道として敷設された「余部鉄橋」は、複雑に入り組んだ海岸と人との共生の歩みを象徴しており、空の駅と呼ばれる天高く延びる鉄橋からの大パノラマは訪れる人々を魅了する。

日本海を見下ろす崖上の岬に立地する「御崎集落」は、他の集落との交流が隔絶されたことで、平家の落人伝説が残る。そこでは、眼を描いた的を源氏に見立てて101本の矢を射る「百手の儀式」を今も見ることができる。

崖上に佇む御崎集落と百手の儀式

これらの漁村集落では、松葉ガニ漁や白イカ漁の拠点となる港が賑わいを見せ、風に耐える板囲いをした家が重なり合うように軒を連ねている。江戸時代から続くこうした佇まいは、美しい海岸線とともに、風が起こす荒波と共生する人々の暮らしと漁業の繁栄を表している。

余部鉄橋「空の駅」

風が育む「雪」の賜物

鳥取砂丘の砂を生み出す中国山地へと急流を遡ると、冬には「山雪」に深く覆われる山郷へ辿り着く。そこでは無数の深い谷の奥に茅葺屋根の小さな山村がひっそりと隠れ、鬱蒼とした杉林を背に豪邸が佇む。

山間部の繁栄を象徴する「石谷家住宅」は、かつて宿場町として栄えた古い町並みに佇む大正期に建築された豪邸で、広大な敷地の中に7つの蔵と40を超える部屋を有する。主屋の土間に入ると、巨木を使った梁組が14mもの高さに組まれており、訪れる者を圧倒する。

こうした大邸宅は、江戸時代から続く林業の繁栄によって生まれたもので、高窓からの採光や太い梁・柱などに豪雪への備えを見ることができる。冬の豪雪と寒さは、枝が雪の重さで下向きに成長する木目の詰まった天然の杉を誕生させ、人々はこの天然杉を挿し木で増やし、この地に適した優良大径木の杉林を育てあげた。樹齢約350年の「慶長杉」と呼ばれる日本最古の人工林は、山を生業の場とした長い歴史を物語り、繁栄をもたらした杉への感謝の念は、杉の精霊を祀る白い三角形の塔を御神体とする「杉神社」となって表れている。杉の人工林と里山の天然林が織りなす美しい林業景観では、酒蔵や家々の軒先に吊るされた杉玉と冬の雪灯篭の灯りが、杉の香りとともに旅人を出迎えてくれる。

杉材や木炭などの森林資源の輸送路として、昭和初期に開業した「若桜鉄道若桜線」では、開業時に建てられた木造の駅舎が立ち並び、終着駅に降り立つと、手動式の転車台で転回する蒸気機関車が残っている。

左:土間の上の巨木の梁組/右:高窓からの採光

駅前には積雪に耐える赤瓦を葺いた白壁の土蔵が立ち並び、豪雪対策として家の庇を道路側に伸ばした「カリヤ」と呼ばれるアーケードと山からの清流を運ぶ水路が通りに沿って続いている。これらは明治18年の大火を契機に、住民自らが設置したものであり、カリヤの下では、雪の日でも水路のせせらぎとともに人々の話し声が今も響いている。雪化粧が似合うこの町を背に、さらに源流へと分け入ると、仰ぎ見る天然の岩窟に、舞台造りの「不動院岩屋堂」がすっぽりとおさまり、神仏の宿る岩窟の中では、村人たちが1,000年以上もの間、護摩の煙を立ち昇らせている。

左:カリヤ通り/右:山雪に覆われる不動院岩屋堂

風の季節での無事と感謝を胸に舞われる「麒麟獅子舞」

この地では一角をもつ黄金の頭に緋色の衣装を纏った「麒麟獅子舞」が、約180の村々に継承され、舞われている。

麒麟は他の生き物を傷つけない泰平の世の象徴とされた中国に伝わる霊獣で、約370年前に初代鳥取藩主・池田光仲が偉大な曾祖父・徳川家康を祀るために創建した神社の祭礼で、麒麟の顔を持つ獅子舞として初めて姿を現した。きらびやかなその姿を見た人々は、幸せを呼ぶ存在として、自分たちの村の祭りにも取り入れたいと強く願った。麒麟獅子はその顔や舞の作法など、村ごとに異なる個性と形態を生みながら、この地に広がり受け継がれていった。

風は砂・波・雪の賜物を人々に与えた一方で、飛砂や荒波、豪雪などの厳しい自然に対峙する暮らしを人々に課してきた。これから迎える厳しい風の季節での無事とそれを乗り越えた感謝を胸に、人々は古来より幸せを呼ぶ麒麟獅子を舞い続け、麒麟に出会う旅人にも幸せを分け与えている。

因幡・但馬は、日本海から吹きつける風と人の共生の地であり、麒麟獅子を心のよりどころに、砂・波・雪の厳しい自然を受け入れ、風とともに生きる人々の知恵と逞しく生き抜いてきた歴史が息づいている。

左:港町の祭礼で舞う麒麟獅子舞/右:神社の祭礼で舞う麒麟獅子

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