小刀根トンネル

長浜－敦賀間にある明治14年竣工の現存する日本最古の鉄道トンネルです。日本で最も量産されたＤ51形蒸気機関車はこのトンネルのサイズに合わせて作られたといわれています。

眼鏡橋

明治14年竣工。市街地を流れる水路を列車が渡るために建設されました。現在の市街地に線路が引かれていたことや、当時の鉄道建築の技術を知る遺産です。

樫曲トンネル

敦賀－今庄間にあり明治26年竣工。内壁、ポータルがすべてレンガ積みという特別な意匠が施されています。北陸線が北へ延伸される際に必要となったトンネルであり、現在は歩道として活用されています。

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葉原築堤

敦賀－今庄間にある旧北陸線の線路跡。緩やかなカーブが特徴的であり、蒸気機関車運行当時の風景や旧北陸線の線路跡を知ることができる遺産です。また明治29年に竣工された葉原トンネルは南北のポータルに逓信大臣（元首相）の黒田清隆が揮毫した扁額「與國咸休」「永世無窮」が掲げられていました。現在は生活道路として活用されています。

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杉津の景観

敦賀－今庄間にあった杉津駅から見える景色は「北陸線屈指の車窓風景」とアナウンスされたほどの景勝地で、かつて大正天皇がお召列車で通過する際にもその絶景に見惚れたといわれています。現在、杉津駅跡は北陸自動車道のパーキングエリアとなっており、当時から変わらぬ絶景は、恋人の聖地として、たくさんの観光客が訪れる観光・写真撮影スポットとなっています。