砂糖文化を広めた長崎街道~シュガーロード~STORY #103
みどころspot
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長崎くんちの奉納踊(ほうのうおどり)
≪長崎市諏訪神社の秋季大祭に出される多彩な踊り≫
現在は10月7日より3日間行われる、長崎市諏訪神社の秋季大祭。演目には阿蘭陀船や龍踊など、西洋や中国の影響が色濃く表れている。
安永7年(1778)には、オランダ商館長フェイトが祭礼と市内の見学の許可を求め、年番町乙名へ白砂糖10籠(2~3トン)を差し出したという記録が残されている。
現在も、長崎くんちの庭見世(祭の前に、本番で使用する道具や衣装、祝いの品を披露する場)の装飾に、ぬくめ細工は欠かせない。
長崎県長崎市 http://sugar-road.net/cultural-property/map.php?id=3&la=ja&area=0 続きを読む
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興福寺(こうふくじ)
≪日本初の唐寺で、黄檗宗発祥の地であり隠元隆琦を招聘した寺≫
日本初の唐寺で、黄檗宗発祥の地であり、煎茶文化を日本に伝えた隠元隆琦を招聘した寺院でもある。
はじめは唐船の航海の女神・媽祖を祀るための小庵だったが、来航唐人による多額の寄進により、諸堂の建立・維持が行われた。
長崎県長崎市寺4番32号 http://sugar-road.net/cultural-property/map.php?id=4&la=ja&area=0 続きを読む
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崇福寺(そうふくじ)
≪長崎四福寺の1つであり、長崎に4つある唐寺の1つ≫
福州出身の在留唐人が中心となって、福州から僧超然を招き創立した黄檗宗寺院。福建出身者によって砂糖の寄進がたびたび行われた。長崎県長崎市鍛冶屋町7番5号 http://sugar-road.net/cultural-property/map.php?id=5&la=ja&area=0 続きを読む
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旧唐人屋敷内土神堂・観音堂・天后堂
≪密貿易防止のためにつくられた来航唐人のための場所≫
密貿易防止のために造成された、来航唐人の収容場所。立ち入りが許可された日本の人々は役人や唐通事、遊女などに限られていたが、これらの人々により、屋敷内の唐人の生活や文化が市中へ伝えられた。また唐人から遊女へ送られる「貰物」は、ここで遊女へ手渡された。長崎県長崎市館内町2番地、35番地、12番地 http://sugar-road.net/cultural-property/map.php?id=6&la=ja&area=0 続きを読む
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聖福寺(しょうふくじ)
≪長崎四福寺の1つであり長崎に4つある唐寺の1つ≫
唐僧木庵に師事し、名僧の誉れ高かった長崎の人・鉄心道胖のため、長崎奉行や在留唐人の有志が創立した黄檗宗寺院。文政12年(1829)に修復料として砂糖一万五千斤の寄進など、砂糖が寄進された記録が残る。長崎県長崎市玉園町3番77号 http://sugar-road.net/cultural-property/map.php?id=7&la=ja&area=0 続きを読む