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#016 古代日本の「西の都」
軍団印出土地[御笠団印]
大宰府が所在した古代の筑前国には、4つの軍団が配置されており、そのうちの1つ「御笠団」が所有していた銅製の印。御笠団は、御笠郡と呼ばれていた現在の太宰府市周辺の出身者で編成されていた。
古代、軍事力を整えるため、国家が徴発した兵士による軍団が国々に置かれ、大宰府が所在した筑前国には4つの軍団が配置されていた。そのうちの1つ、「御笠団」が所有していた銅製の印が、大宰府の北西側の山裾で発見された。筑紫野市・大野城市・太宰府市周辺はかつて御笠郡と呼ばれ、この周辺の出身者からなる軍団が「西の都」に駐屯していたことを示し、「遠の朝廷」を守る兵士たちの息遣いが聞こえてくる。
【文責】 福岡県文化財保護課
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