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#093 レイラインがつなぐ「太陽と大地の聖地」
鞍が淵と蛇骨石
鞍が淵の名は、独鈷山から落下した2つの大岩が折り重なって鞍のように見えることが由来だ。岩の間を流れる産川が造る淵には、かつて大蛇が住んでいたという。周辺で採取される蛇骨石(灰沸石)は独鈷山の岩石に含まれる鉱物で、色と形がヘビの骨に似ていることからこの名がある。 「小泉小太郎」とは、大蛇を母とする大柄な男の子で、産川(鞍が淵)は小太郎が産み落とされた場所。この伝説は、大蛇は水の神であり、産川の源である独鈷山が水神として崇められていたことをうかがわせる。小泉小太郎伝説は、松谷みよ子の「竜の子太郎」のモデルとなった。
【文責】 上田市 文化スポーツ観光部 文化政策課
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