砂糖文化を広めた長崎街道~シュガーロード~STORY #103
名産品speciality
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寒菊
寛永年間に中国との貿易により渡来したと言われる干菓子。かき餅の一種で、かつては甘菊とも言われた。乾燥させた餅を半年から一年寝かせて焼き、表面に砂糖蜜をかける。
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諫早おこし
佐賀藩の大規模な干拓と米の増産による余剰米と、街道沿いの地域で手に入れやすい砂糖を用いて作られたのがはじまり。
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へこはずしおこし
本陣・脇本陣などの宿泊施設はなく、休憩場としての御茶屋が置かれた。建造物や漆喰塀、古い樹木など、現在も当時の景観をよく残している地区である。
黒糖と自家製の水飴を用いたおこし。延宝7年(1679)に中国の欣済上人に伝えられて以来、その製法を守り続けている。続きを読む
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大村寿司
戦国時代、領主大村純伊が戦いに敗れおよそ6年間の流浪の末、領地を取り戻し、それを喜んだ領民たちが取り急ぎご飯と具をもろぶたに詰めた押し寿司をお祝いに出したのが始まり。現在の甘い味付けは、江戸時代に砂糖がふんだんにあったためと言われている。約500年の歴史を持つ、海の幸や山の幸に恵まれた、この土地ならではの伝統的な郷土料理。
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逸口香(いっこっこう)
黒糖の餡を皮で包み焼き上げることで空洞になる、中国の空心餅を原形として生まれた菓子である。長崎の一口香が嬉野へ伝播したと考えられており、よく似ているが、長崎の一口香より大振りで、やわらかい。
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