砂糖文化を広めた長崎街道~シュガーロード~STORY #103
名産品speciality
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金華糖(きんかとう)/金花糖
煮詰めた砂糖を、菓子型に流し入れて固め、彩色した砂糖菓子で、婚礼や慶事の引き出物、寿賀台の飾りつけとして用いられた。陶製の菓子型で作られる。
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ふなんこぐい
1月20日の二十日正月に供える料理。昆布で巻いた鮒や根菜類を、黒砂糖・白砂糖・水飴などを用いた調味料で煮込み、甘い味付けをする。
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砂糖酒
熱燗の日本酒に砂糖を入れ甘くしたもので、女性の集会の場においてふるまう。
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小城羊羹
小城羊羹の起源は諸説ある。明治初年には森永惣吉により羊羹製造が開始され、明治半ばには村岡安吉により寒天を用いた練羊羹が「小城羊羹」の名で販売され始めた。
寒天を用いた羊羹は天明4年(1784)、豊前中津の田中信平によりあらわされた卓袱料理の料理書『卓子式』に記された「豆砂糕」とほぼ同様であり、中国から伝えられた菓子であることが窺える。
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丸ぼうろ
ポルトガル語で菓子を意味する「ボーロ」が語源の南蛮菓子。寛文年間に鍋島藩の御用菓子司・横尾市郎右衛門が、長崎に赴き製法を学んだ。江戸時代には藩や寺院へ納められていた。
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