砂糖文化を広めた長崎街道~シュガーロード~STORY #103
名産品speciality
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小菊饅頭
大正末期に、街道沿いで藤田音吉が漁業のかたわら蒸饅頭を商ったのが始まり。一口サイズで、砂糖を用いた手亡豆の白餡・小豆餡を、米粉とすりおろした薯蕷芋の皮で包む。
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栗饅頭
江戸時代の海外貿易で製法が伝えられた焼き饅頭の皮で、栗と餡を包んだ菓子。
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金平糖
ポルトガルから伝わった金平糖はケシの実やゴマを核としたものだったが、日本に伝来し、ざらめを核として砂糖のみを原料とする金平糖が生まれた。長崎から北九州に来て普及活動を行っていた宣教師ルイス・フロイスが金平糖を持ち込み、織田信長に献上したのが日本の始まり。
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くろがね羊羹
あえて強い甘味が出る上白糖が用いられた、ポケットサイズの羊羹。大正末期、八幡製鐡所の従業員の栄養補助食品として発売された。
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口砂香(こうさこう)
うるち米を煎った粉と砂糖によりつくられる干菓子。寛永年間に長崎の「お梅さん」という女性が唐人から習ったと言われており、梅の花をかたどったものがよく見られる。
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