「伊丹諸白」と「灘の生一本」下り酒が生んだ銘醸地、伊丹と灘五郷STORY #097
みどころspot
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御影公会堂
白鶴酒造七代目嘉納治兵衛から寄付を受けて昭和8年(1933年)に建築。
1957年(昭和32年)から1983年(昭和58年)まで「市民総合結婚式場」が開設され、のべ2万組が挙式を挙げました。
現在は、地下に御影郷土資料室・嘉納治五郎記念コーナーが開設されています。
屋上の物見台が特徴。神戸市東灘区御影石町4丁目4番1号 078-841-2281 https://mikage-kokaido.jp/ 続きを読む
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白鶴美術館
六甲山の麓、清冽な流れの住吉川西岸に佇む昭和の名建築。
「世界的価値のあるコレクションを私蔵するのではなく、ひとりでも多くの方の目に触れてほしい」という願いを持った嘉納治兵衛(鶴翁・白鶴酒造七代目嘉納治兵衛)によって昭和9年(1934年)に開館されました。
古美術品500点で出発した同館は今、国宝2件(75点)、重要文化財22件(39点)を含む約1450点以上の作品を所蔵しています。
戦争と空襲、戦後の混乱、大震災など幾多の苦難を乗り越えながら、価値ある古美術品を現在に残しています。神戸市東灘区住吉山手6丁目1−1 078-851-6001 https://www.hakutsuru-museum.org/museum/ 続きを読む
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神戸大学海事博物館
神戸大学深江キャンパス内にある博物館で、毎年、海の日を記念して、7月中旬から10月下旬の間、それぞれのテーマに沿った企画展が開催されています。また、秋季には海事博物館セミナーや大学博物館の連携による共同企画なども開催されています。
江戸時代後半に日本沿岸や瀬戸内海で活躍した北前船や弁財船などの和船模型をはじめ、航路図や海路図屏風など、およそ23,000点が所蔵されています。日本遺産のストーリーの構成文化財としては、樽廻船資料があります。神戸市東灘区深江南町5丁目1-1 078-431-3564 http://www.museum.maritime.kobe-u.ac.jp/ 続きを読む
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神戸市立博物館 / Kobe City Museum
外国人居留地だった地域に、新しい人文系の博物館として昭和57年(1982)秋に開館した博物館。
昭和10年(1935)竣工の、旧横浜正金銀行(現 三菱東京UFJ銀行)神戸支店ビルを転用し、正面にドリス様式の円柱が建ち並ぶ新古典様式の建物で、昭和初期の名建築といわれています。平成10年(1998)には登録文化財となりました。古代から現代までの地域の歴史を紹介する「神戸の歴史展示」、分野・期間ごとにテーマを設定して館蔵品を紹介する「コレクション展示」が開催されています。
日本遺産については、兵庫津の江戸積用の酒鑑札(さけかんさつ)を所持する酒造人を大坂町奉行所に届け出た文書である「兵庫津・酒造稼名前帳」を所蔵。〒650-0034 神戸市中央区京町24番地 078-391-0035 https://www.kobecitymuseum.jp/ 続きを読む
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福寿の蔵元 神戸酒心館
御影郷・福寿神戸酒心館(宝暦元年・1751年創業)の酒蔵。醸造工場を含む4つの酒蔵からなる複合施設です。近代化される前の酒造道具と最新の酒造を展示しています。効率やスピードを追わず、時代におもねることのない、丁寧な酒造りを続け、十三代にわたり「福寿」の名を守り続けています。また、酒造業以外にもさまざまな事業にも取り組み、食文化や地域文化にも貢献しています。
〒658-0044 神戸市東灘区御影塚町1-8-17 078-841-1121 https://www.shushinkan.co.jp/ 続きを読む