白鶴酒造資料館

御影郷・白鶴酒造(1743(寛保3)年創業)の本店壱号蔵として大正初期に建造され、昭和44年まで実際にお酒を造っていた酒蔵を改造して、1982年に開設した酒造資料館です。
酒造工程を立体的に展示するとともに、酒造用具や発掘調査出土品を展示しています。
白鶴酒造資料館の酒蔵（建物）は経済産業省から「近代化産業遺産」に2008年に認定されています。

菊正宗酒造記念館　樽酒マイスターファクトリー

菊正宗の樽酒づくりを通して、激変する時代の中でも変わらずに継承されてきた樽酒の魅力を今に伝える工房です。吉野杉の香りがする工房で、樽造りの技術の伝承をしており、職人の技を見学できます。

菊正宗酒造記念館

国指定・重要有形民俗文化財「灘の酒造用具」や所蔵する小道具類が展示されている酒造りの歴史を今日に伝える菊正宗の資料館。創業時（万治２年（1659年））に神戸・御影の本嘉納家本宅屋敷内に建てられ、昭和35年に現在の地に移築し、阪神淡路大震災により被災しますが、4年後の平成11年1月25日に復興オープン。生まれ変わった記念館は、屋根は本瓦葺、外壁や辻塀は焼杉板張り、旧酒造記念館の柱や梁に使われていた樹齢400年以上も経た柱や梁が随所に復活しており、菊正宗嘉納家が伝える近世～近代の酒造用具が展示されています。

櫻正宗記念館　櫻宴

櫻正宗は、寛永二年（1625年）創醸し、清酒「正宗」の元祖、名水「宮水」の発見蔵、全国で初めて公的酵母として頒布された「協会1号酵母＝櫻正宗酵母」の発祥蔵であるなど、約400年の歴史と伝統を誇る蔵元です。記念館では、櫻正宗山邑家の歴史を伝える貴重な昔の酒造り映像をはじめ、酒造用具、酒看板や酒瓶など酒造関連資料が展示されています。また、お食事とお酒が楽しめるレストランや、櫻正宗のお酒・グッズが揃うショップもあり、内容盛り沢山です。

浜福鶴 吟醸工房

小山本家酒造 灘浜福鶴蔵は、灘の魚崎郷にあり六甲山からの天然の伏流水を使用して、辛口のコクのある酒を造りを行っています。
所蔵している江戸時代以来の酒造用具の展示はもちろん、伝統的な酒造りの工程の紹介や元蔵人の楽しい解説を聞きながら、酒造りについて学ぶことができます。また、酒造りの全工程をガラス張りでご覧いただける設備もあり、四季を通じてリアルタイムで酒造りを見ることができます。伝統の文化に触れたあとは、「生酒試飲コーナー」で、清冽なしぼりたて限定生酒をご賞味いただけます。「発酵文化の体感空間」をぜひお楽しみください。