大関　甘辛の関寿庵

大関は正徳元年（1711年）に創業以来、300年に亘って日本酒という商品を通じて日本人の生活文化と深く関わってきました。常に品質本位の酒造りに徹し、お客様満足を第一に考え、「魁（さきがけ）の精神」に基づいてお客様のニーズをとらえた新しい酒造りにチャレンジし続けています。
大関甘辛の関寿庵では、甘（お菓子）と辛（お酒）が融合し、酒蔵をイメージした空間で、大関自慢の銘酒を取り揃えており、銘酒やしぼりたて生原酒の有料試飲も楽しめます。また、日本酒を使った蔵元ならではの銘菓、発酵の技術を活かした化粧品も取り揃えており、奥には酒饅頭を練りこんだソフトクリームなど、できたてのスイーツを楽しんでいただける喫茶コーナーも用意されています。中庭を見ながら、憩いのひと時をお楽しみください。

清酒　徳若（万代大澤醸造）

清酒德若（万代大澤醸造）は、昔ながらの手造りにこだわり、1本1本を蔵人が丁寧に仕上げたお酒が特徴です。
「徳若」の名前の由来は「徳若にご万歳」というめでたい唄の一節から、いつまでも若々しく末永く反映することを願ってつけられたもの。
德若のお酒は少量生産のため小売店等ではあまり販売しておらず、蔵元直売がほとんどです。そのため「原酒」にこだわり、そのお酒の持つ味や風味を活かすため搾ったそのままの状態で瓶詰し、無濾過もしくは最小限の濾過にとどめ、加水を一切しておりません。まさに蔵人しか飲めないお酒といえます。
直売所では定番商品をはじめしぼりたて無濾過生原酒など徳若のすべての商品を取り揃え直売しております。また、ご試飲をしていただくことも可能です。
蔵元直売ならではの風味をお楽しみいただけます。

白鹿クラッシックス

白鹿（辰馬本家酒造）は寛文二年（1662年）創業、360年以上、西宮の地で日本酒を醸し続けています。
白鹿クラシックスは、「酒蔵のまち」西宮で360年以上続く酒蔵直営ならではのお酒や食品、酒器などを多数取り揃えるパイロットショップです。
ここでしか味わえない生酒やしぼりたて原酒の量り売り、季節の限定酒やオリジナル酒器を厳選。日本酒と共に愉しんでいただきたい食材、菓子などの特選品のほか、奈良漬や酒粕など日本酒に因んだ食品も数多く取り揃えています。
またレストランも併設されており、『花と和食と日本酒と。』をコンセプトに、四季折々の料理や花が織りなす日本古来の季節の移ろいを楽しみながら、お食事と白鹿厳選の日本酒によるマリアージュをお楽しみいただけます。

白鷹禄水苑（はくたかろくすいえん）

白鷹は文久二年（1862年）初代辰馬悦蔵が西宮の現在地に創業、「品質第一」を掲げ超一流に徹した酒造りを開始しました。
白鷹禄水苑は、白鷹が創業以来大切に守り続けてきた「灘酒の伝統文化」を発信する文化施設です。
かつてこの地にあった白鷹の蔵元、辰馬家の住居をイメージ再現した建物には、ショップ、レストラン、日本酒BAR、多目的ホールに加え、江戸末期から昭和初期にいたる蔵元の生活道具を展示した「暮らしの展示室」を備えています。
生粋の灘酒の体験・販売をはじめ、灘の蔵元の生活様式や文化、日本酒と食の楽しみ方など、日本酒にまつわる様々な情報をコラージュした空間が、皆様を温かくお迎えします。
白鷹禄水苑を通じて、「暮らし」とともにある日本酒、そしてそこに醸成される「文化」を身近に感じていていただければ幸いです。

日本盛 酒蔵通り煉瓦館

日本盛は明治22年（1889年）に西宮の青年実業家有志が地域に貢献する事業として創業しました。
200年、300年の企業も多い清酒業界において歴史は比較的浅いですが、そのため新しいこと、面白いことに取り組むチャレンジ精神、ベンチャースピリットにあふれています。
日本盛 酒蔵通り煉瓦館では、煉瓦館でしか手に入らないお酒や、選りすぐりの食品、酒器、化粧品まで、お酒にまつわるアイテムを取り揃えており、併設されたガラス工房では吹きガラス体験などのコンテンツもご用意しています。
また、併設のレストラン「花さかり」では、四季折々の旬の食材を活かした本格日本料理と、蔵元ならではのしぼりたてのお酒、選びぬかれたお酒とのハーモニーをお楽しみいただけます。